> ブログ風なもの > こちらゲーム開発部 >  自腹の記

 

密閉型イヤホンの誘惑

 皆様、消費者社会を満喫していらっしゃいますか?
 この「自腹の記」では資本主義社会のイヌと化した私たちスタッフがお気に入りの買い物(自腹)を書き散らすことになっているのですが、こんなことをしていていいのでしょうか

 前置きはこれくらいにいたしまして、今回私がグッと来たのはSHUREのステレオインナーイヤホンE2C-Jです! 密閉型イヤホン最高! 密閉型イヤホン最高!

  私はiPod G5 60GBを愛用していて通勤時間から勤務中までフル稼働なんですが、そういう使い方をしているとどうしても気になるのがヘッドホンの音漏れです。
 ラビーこと関根勤先生は明治生まれのお父様から「人に迷惑をかけるな」と教わって育ったと聞きますが、ラビーに心酔している私としても周囲にかける迷惑を考えるとやっぱりオープンエアー型ヘッドホンよりも密閉型ヘッドホン。オープンエアーだとどうしても音漏れがシャカシャカ鳴って電車内や職場ではよろしくありません。

 ただ密閉型ヘッドホンを使っていてどうしても気になるのが、服や机にコードが擦れた時のガサガサという音です。過去何個も密閉型ヘッドホンを買ってきましたが、コードが擦れる音が骨伝導的にダイレクトに耳に届いてしまうのか、オープンエアーでは聞いたことのない音がガサガサガサガサガサガサもうやってらんねー!と結局長時間聞き続けられない始末。これ、気にならない人は気にならないみたいなんですが申し訳ありません、私こう見えて神経質でございます。
 無線式にすれば改善されそうな気がして無線送受信ユニットをWi-Fiから赤外線、FM放送までやっぱり何個も買ってみましたが、職場でアクティブに使うには取り回しの面が残念ながらいまひとつです。

 そこでこのSHUREのE2C-Jの話になるんですが、密閉型の哀しい宿命だと思っていたあのガサガサ音がまったくと言っていいほど聞こえません! 皆さん、今私の耳のまわりで奇跡が起きていますよ!
 クリアーな音質とか特殊な形状が生むフィット感とかちゃんとしたレビューならもっとホメないといけない所が一杯あるんですが個人的にはそれどころではありません。密閉型ヘッドホン特有のガサガサノイズで無意識にたまるストレスから解放されたというのはもう一種の革命ですよ
 一体どういう驚異のメカニズムでこういう事になっているのかはいまだサッパリなんですが、理屈はこのさいおいといて近いうちにSHUREのもっと上のランクのヘッドホンも買おうと思います。


市原康司 グラフィッカー。手持ちのCDやMDをiPod用に変換しているうちに、全部をiPodに転送するには最低でもiPodが3台必要な事に気付いた泥沼で泥縄な男。


本棚撤去大作戦

 資本主義社会に生まれてこれて本当に良かったですよね。

 突然ですが、私はマンガ本を1300冊超と活字本を容積換算でだいたいマンガと同じくらい持っています。周囲を見回せばこの数倍のオーダーで持っていそうな人が大勢いるのでさほどたいした量とも思えませんが、それでも部屋の壁面が全部本棚で埋まったあげく、本棚に入りきらない本が積み重なって実質的に本棚の奥に本棚があるような生活を送るには十分な量です。
 そんな私も部屋でいくら探しても現在入手困難な新潮社版の『銀河ヒッチハイク・ガイド』が見つからなかったことに業を煮やして、このたび遂に蔵書を大整理することにいたしました。

 と言っても部屋にある本は「全部必要なんだよ!」とゴミ屋敷の主の決めゼリフを平気で言える状態なので古本として処分という選択肢は最初から無いのですが、そうなるとあとはどれだけ限られたスペースにテトリスのように本を詰め込めるかの勝負になります。
 この点、本棚というのは意外に本と棚板の間にスペースが生まれがちで、ギチギチに詰め込みたいという私のニーズにはいまいちです。そこで私が今回選んだのが〈収納〉です!

 収納の中に本を詰め込む、というと二度と取り出せくなるようなイメージがあるかもしれませんが、本の版型にピッタリの内径の収納を選べばそんなこともありません。収納の引き出しを開けると背表紙が上向きにズラッと並んだ状態で現われる、と説明すればわかりやすいでしょうか。

 少年コミック/少女コミックにはアイリスオーヤマ株式会社の『スーパークリアチェスト』SCCシリーズ、それよりやや大判の青年コミックサイズにはFits4520、愛蔵本などのA5サイズならリスホームリビング株式会社『HOME&HOME』シリーズの幅33cm×奥行40cmモデルというのがホームセンターでメジャー片手に徹底的に内径を調べ回った私のフェイバリットです。特にスーパークリアチェストは積み重ねる時は天板を取り外してスペースをさらに節約できるという非常に美しいシステムで得した気分です。組み終えたあとに天板が山のように余るけどそんな物を置いておくスペースは無いのでさっさと捨ててしまいましょう! 大丈夫、もし後で必要になったらまた買い直せばいいのです。
 こんな放漫財政の結果、マンガ本をあらかた詰め込んだあたりで資金も底を突いたのでまだ活字本類は本棚の中なのですが(最初に書いた活字本の数があいまいだったのはそのためです)、それでも部屋はかなり片付きました。
 収納の下にキャスターを付けてあるので、いわゆる木組みの「箱入り娘」遊びのように収納をフレキシブルに動かして奥の収納を取り出すのも簡単です。もちろん掃除機のジャマになれば避難させるのも簡単。本棚ではこうはいきません。

 さて、収納にしまった本ですが当然引き出しを開けるまでは背表紙が見えません。探す時はいちいち引き出しを1つずつ開けて探すのでしょうか? 答はNOです。こういう時こそパソコンを使うのですよ! どうせ部屋のPCの電源は入れっ放しだからすぐ使えるし!
 私のメインマシンはMacintoshなのでソフトはやはりMac用のDelicious Libraryというシェアウェアにしました。サイトは英語ですが日本語ローカライズもされているので安心。本のISBNナンバー(バーコードのあたりに書かれているあの数字)を打つだけで自動的にAmazonから書名その他のデータを収得してくれるので、片手で数字キーを打ちまくるだけで猛スピードで蔵書が埋まっていきます。
 本にはそれぞれ「場所」というステータスが用意されているので、あらかじめ収納ボックスに適当にナンバリングしておいて、本を入れた収納のナンバーをこのソフトの「場所」フィールドに入力しておくのがいいでしょう。これなら後から見直したときに何番の収納ボックスに入っているかがすぐに分かります。もちろんPCソフトですから、サーチボックスに「銀河」と入れるだけで即座に『銀河ヒッチハイク・ガイド』が見つかるという便利さ! パソコン持ってて良かった! 他のことはこのさいどうでもいいや!


市原康司 グラフィッカー。漫画雑誌に好き嫌いはあまりないが特に『週刊少年チャンピオン』を偏愛し、最近とみに涅槃流に傾倒している厄い男。


合言葉は「ゾルタン!」

 これを書いてる私ではなく、隣のノトホホ氏(アジェンダの比較的えらい人)が買ってきたDVDですが。

 「自腹の記」じゃないって? ゲーム開発部の人間が自腹で買ったものだからいいんです!
 というかこんな映画見つけてきたノトホホさん(アジェンダのCEO:Choi Ero Oyajiを自称)、あんたスゲエよ!

 とにかくこの映画、歴史に残りそうなほどにバカ(失礼)。
 バカ(失礼)な2人組ジェシーとチェスターがある朝目覚めると、飲みすぎたのか昨日の記憶がない。外に出てみるとあったはずのクルマもない! ゆうべ酔った間に一体なにが起きたのか、2人は記憶の糸をたどってみる事に…… というストーリーですが、このバカ(失礼)2人といえばちょっと歩くだけですぐ脱線、ノー天気に「DUDE(ヤベエ)!」「SWEET(イカス)!」とヘラヘラ笑いながら遊び回る始末。そんな2人のバカ(失礼)はヤ×ザのオカマさん、謎のセクシー美女軍団、あやしげなトンデモ宇宙オタク集団らに身に覚えのない事で脅されたり迫られたり。昨日の謎を追ううちに、コトは無駄にスケールアップしてヤバい金がどうとか宇宙の危機を左右する「多連続変形体」がどうとかこうとか、それでもバカ(失礼)2人は「DUDE!」「SWEET!」とマイペースで、一体どうなっちゃうんでしょうねこの宇宙は?
 そんなストーリーですが、これを読んでもどんな話かたぶんよくわからないと思います。

 いちおう空白の一日をめぐるミステリー仕立てで、エイリアンも登場するSFでもあるんですが、その辺はともかく全編がバカ(失礼)。明らかに何も考えてない2人のバカ(失礼)っぷりと、やっぱり何も考えてなさそうな周囲のバカ(失礼)っぷりに酔うばかりですよ。イケメン俳優アシュトン・カッチャーがいい男だいなしなバカ(失礼)を熱演、われらがバッフィことクリスティ・スワンソンまでホットな美女(でもバカ(失礼))を熱演と妙に豪華なキャストも要注目。
 そしてパッケージ写真の中心にでっかく写っているセクシー美女集団は映画の中ではだいたい1分ぐらいしか登場しないことや、いかにも重要そうに写ってる実写版アフロ犬は登場すらしないことが個人的に重大なサプライズ。そしてきわめつけは「ゾルタン星」なんて出てこねー!(原題は『Dude, Where's My Car?』)ということですが、タイトルは「ゾルタン★星人」なので、「ゾルタン」と「どこかの星の人」という意味だと思えばセーフ。
 そうそうこの「ゾルタン」、劇中ではトンデモ宇宙オタク集団の謎の(?)合言葉としてたびたび登場して、「ゾルタン!」と言うたびにすかさず両手で「Z」マークを描くのですが、このバカ(失礼)っぽいアクションが妙にウケてしまい、いまゲーム開発部ではひそかなブームです。
 さあ皆さんもご一緒に「ゾルタン!」

上野上野 Web担当。次は『不思議惑星キン・ザ・ザ』だと勧められているが、困る。


ギャラクシーな気分

 今日はWiiの『スーパーマリオギャラクシー』発売日でした。などとAmazonにリンクしてリトル小金を稼ごうという汚い考え。
 ではなく、Wiiユーザーのひとりが今朝、自分用に近所のヨドバシカメラから買ってきたのです。
 皆はひとりのために、ひとりは皆のために。ということでナチュラルに彼のソフトは強奪され、Wiiが置いてある会議室に。みんなでプレイしてみるという次第になったのでした。

 最初のうちこそ「ここはテクスチャじゃなくポリゴンで分けてますね」とか「このエフェクトを実現するにはこの方法では」とか「上下逆になったときの操作感はどう?」とか「シェーダーが……」「カメラ位置が……」「写り込みは……」「生ポリが……」などと報告書にきちんと「他社製品評価」と書けるようなことを言っていた我々ですが、いわゆるイントロダクションが終わり、本格的にゲームが始まるといつのまにか一転。
 「取ってそのスター取って!」「うっわ回るんだこれ!」「右、右ー!」「ああそうかここで止めたら自爆するんだよこいつ!」「そこでジャンプすればいいんだって!」「次あの星行かないかなあ!」「うおおこれスゲー!」「今ならまだヨドバシで売り切れてませんよね?」「Wiiってこれと一緒に買ったら何円ですか?」と完全にハマる一同。気がつけばすごい時間がたっていましたとさ。
 会議室をあとにする部長が「実にギャラクシーだな」とつぶやいた『スーパーマリオギャラクシー』、個人的にもおすすめです。

上野上野 Web担当。帰りに買ってきます。