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五十音格言

FROM マ行〜ワ行

「り」んしょうのさいごは……

唱の最後はいつも寂しい

 小・中学校で多くの生徒が唱う「輪唱」は、複数のパートに分かれて時間をずらしながら同一の曲を歌う歌唱法である。
 有名な『かえるの合唱』では全パートが同時に歌い「げろげろげろげろぐわぐわぐわっ」「ぐわっぐわっぐわっ」「きこえてくるよ」「かえるのうたが」と壮大なコーラスを奏でる場面がクライマックスである。
 しかしオーディエンスの興奮が頂点に達したその直後から、各パートはみるみる終焉を迎えていく。もう「かえるのうたが」と歌いはじめる者はいない。いつしか歌う者が減っていき、最後には全体の1/4だけが寂しくラストパートを歌っている。もはや楽しかったあの頃は帰ってこない。

 どれほど栄華を誇ったものにも終わりは来るというおしえ。

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