サ行〜タ行
はたしてこの日本にタンバリンが似合う人間がいるのだろうか。 無造作にタンバリンを持ってみる。立ち尽くすその手にタンバリン。これでは絵になるまい。 ではやる気まんまんに腰を落とし眼前にタンバリンを構える。もちろん空いた片手はタンバリンを叩くために正眼のかまえ。やはりこれもおかしい。いくらタンバリン演奏がうまくとも、いやむしろうまければうまいほどそこに漂う場違いな印象。
タンバリンが持つユーモラスな形状とにぎやかなサウンド、その一方で楽器として必要とされる高度なリズム感とテクニック。この二面性がタンバリンの立ち位置を微妙なものにしている。 タンバリンの前に人は無力である。誰もタンバリンの場違い感を止めることはできない。そんな偏見を示すことわざ。
(2007.12.07)
[第30回] 11月2日の投稿より (2)
[人生とはなんだ 編] 素敵なタイミング
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「そ」りこみを……
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