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五十音格言

FROM サ行〜タ行

「ち」らりずむという……

ラリズムという言葉を考えた人はたぶん天才

 「チラリズム」とは偶然にチラリと見えるエロチシズムを称した言葉で、ものの本によれば1951年に報知新聞記者が浅香光代の剣劇を指して書いた言葉が広まったものだという。
 若き日の浅香光代にばかり注目がゆくこのエピソードだが、むしろ賞賛されるべきはこの無名の記者である。うまいこと言った感はほどほどに、しかし人間の本能を鋭く突く概念をたった5文字ではじめて形にした記者のセンスは尋常ではない。
 惜しむらくはこの記者が誰なのか、今もって知られていないことである。恥ずかしくて言い出せないのかもしれないけど。

 無名の英雄に尊敬の念を忘れないよういましめることば。

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