「ぬえ(鵺)」とは平家物語にも登場する想像上の怪物である。この「ぬえ」の姿であるが伝えられるところによれば「体はタヌキ、手足は虎、尾は蛇、声はトラツグミ」だという。なんだかよくわからない。すでによくわからないことが「ぬえ」の特徴のひとつでさえあるという。
有名な妖怪、猫又などは「尾が2つにわかれたネコ」である。有名な怪人、バイオレンスジャックでさえ「筋肉はゴリラ、牙は狼、燃える瞳は原始の炎」ていどであった。それに比べてぬえのピンとこないことときたらどうだろう。
あちこちに手をつけて収集がつかなくなることのたとえ。